このレビューはネタバレを含みます
ダニエルクレイグデビュー作。ダニエルクレイグ若いね。凄みが少ないけどフレッシュだった。
映像が昔っぽくて、場所も都会じゃなくて田舎の方がメインで時代を感じた。オープニングもポップロックで今のアデルとはまた違って荒々しい漢っぽい雰囲気がいい。
冒頭の工事現場のパルクールアクションシーンは良かったけど最近のシリーズが迫力ありすぎて物足りなさを感じた。
ジェームズボンドが感情を殺してスパイを全うする過程の最初を見た。最近の007と比べてラブロマンス感が強めでボンドも人間味が残ってる分、愛した人に裏切られ残された絶望がひしひしと伝わってくる。今までで1番感情に響いたシリーズかな。
ヴェスパーが沈んでいくシーンは見ていられなかった。ボンドを裏切るしかなかったけど愛したなりの愛の形やけじめをつけた所が綺麗でやるせなくて悲しい。
ヴェスパーが死んだ後に感情を殺そうとするボンドとそれを暗に咎めるMの対話が良かった。ここから誰にも心を許さないジェームズボンドが誕生するってことね。
ハイライトは「右だよ右。そうそこだ」007で初めて爆笑した。
心マ浅くてわろた。
エヴァグリーン見て改めて思うけど外国人美女の本気出した時やばい。
メモ:ヴェスパーを殺した暗幕がホワイト。
ホワイトの娘がレアセドゥなのか！！！
