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007/カジノ・ロワイヤルのMayumiMのレビュー・感想・評価

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)
4.0
社会に不的確(作中より引用)なヒトを集めてスパイにするという驚異的な組織MI6の新人諜報員が、上司のそつない尻拭いをアテにして文字通り力づく(笑)かつ縦横無尽に暴れ回るという一作。
正直、ソレまで007には興味が持てなかったんだけど(ロジャー・ムーア時代の奇想天外インパクトが強すぎて……)、地に足のついた(?)物語らしいので見てみたのが数年前。その時はポーカーが皆目理解できなくて目が点になっちゃったんだけど、今回もやっぱり目が点になってしまったということを白状しておきます(笑)。
ともあれ、ジェームズ・ボンドの泥臭さとエヴァ・グリーンの初々しさがナカナカ味わい深かったものの、一際美麗なアストン・マーティンが救急箱扱いしかされてなかったという事実に気づいて愕然とすること請け合い。

それにしても、あの拷問シーンは誰得なんだろ……。
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