映画好きの方からの借り物シリーズ第16弾。
007シリーズ初鑑賞。
はっきり言って知識はゼロからスタート。
いやぁー、面白かった。
最初から最後までアクションもストーリーも濃厚で、退屈な時間がなかった。
特に、ほんとに終盤のシーン。
そろそろ話も落ち着いてきたと思ったら、もうひと盛り上がり。
そこできちんと今までの謎もはっきりさせてくれたから、スッキリした気持ちで見終われた。
映画公開当初は、これまでのボンドのイメージとの食い違いもあり、バッシングも受けていたみたいだが、ダニエル・グレイグが醸し出す独特な雰囲気にはやられた。
自信満々で堂々とした見た目とは裏腹に、奥底にはどこか悲壮感が渦巻いてるような感じが伝わってきた。
そして、なんといってもアクションシーン。
序盤のパルクールを使った激しいチェイスアクションをはじめ、どれも圧巻の迫力だった。
全部の動きがアドリブなんじゃないかってくらい、その場に合ったアクションが自然に行われていて、完成度が実に高いと思った。
今まで007シリーズを見なかったことを後悔してしまうくらい、興奮してしまう作品でした。