大阪物語ののすのレビュー・感想・評価

池脇千鶴、幼い感じも残しながらたまにパッと映る表情がしっかり女優。訪れた事はないけどこの映画の中の大阪の街の風景はひとつひつとつノスタルジックだった。日常からの逃避。そしてちょっとした冒険。色々な物を見て感じてだんだん成長して行く少女。やっぱり田中裕子と沢田研二は全てを通して息ぴったりだった。前半から後半の話の変化は若干戸惑ったけど、良かったんじゃないかと思う。お墓の話のくだりが印象的で、尾崎の主題歌も合っている。池脇千鶴は本当に美少女だと思います。