ぢん子

陽暉楼のぢん子のレビュー・感想・評価

陽暉楼(1983年製作の映画)
-
豪華な女性キャスト。
出た!女衒!緒形拳!!

私は、浅野温子さんを愛でる作品だと改めて感じた。
猫っぽさ、少女と女性の間を行ったり来たり、可愛いし、綺麗だし、艶っぽさに少女性があって
「お父ちゃん」
と呼ぶのは、法に触る感がある。
ふらふらしてて危うくて抱き締めたくなる女性、珠子。仁義通す女だし、泣き顔がもう…上げだしたらキリない。堪らない。

No. 1の桃若が、女将やお客さんたちに「情の薄い女」と言われるのか後々分かると悲しすぎる。
女は愛嬌、か。

そして、洗面所での女のケンカが有名だけど、倍賞さんの凄味。前後すると思うけど「復讐するは我にあり」に出てたあの人?っていうくらい。素晴らしい。

ラスト。
そう、そうだったね。大阪行っ出たんだよね。
で、肩に乗せてるのは…と想像を膨らませて、終わった。

ああ、珠子…原作にはないらしいキャラなので、高田さん?珠子を生んでくれてありがとうございます!

吉原炎上組も出ているのを知り、嬉しかった。
ぢん子

ぢん子