kumo

アメリのkumoのネタバレレビュー・内容・結末

アメリ(2001年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

「お前の骨はガラスじゃない。人生にぶつかっても大丈夫だ。もし お前が このチャンスを逃したら やがては お前の心は わしの骨のように 乾いて脆くなってしまうだろう。さあ 彼を捕まえるんだ。」ラストの骨が脆い(?)お爺さんからの、愛のある喝が深いような深くないような感じで好きです。
ラスト20分くらいまでは少しアダルトな海外のお伽話を読んでいるかのような映像と言葉の羅列で、見るのを辞めそうになった。それでも諦めずに見届けると不思議とハッピーな気持ちがふつふつと湧いてくる独特な雰囲気のある映画でした。
他人のためならたくさん想像して作戦立ててチャンスを作ってあげるのに、自分のこととなると肝心のチャンスを掴むことができないアメリがもどかしい。作戦なんか立てなくても掴みたいものがあるなら自分が思うことをただ真っ直ぐに伝えればいいのに、、私も他人のことだからこんな風に客観的に語ってるけど、きっと同じようなことしちゃってるんだろうな。色んなことに怯えすぎることなく人生にぶつかっても大丈夫と思える勇気を少しもらった気がします。
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