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アメリのsonozyのレビュー・感想・評価

アメリ(2001年製作の映画)
4.5
大好きなジャン=ピエール・ジュネ監督作。久々に見ました。
キュートなアメリはもちろんですが、キャストそれぞれのキャラクター、複数のストーリーが楽しい名作ですね。

冷淡な元軍医の父から心臓病と判断され、学校に行かず友達も作らず家で元教師の神経質な母に教育を受けたアメリ。
母は不慮の事故で亡くなってしまい、引きこもる父と2人暮らし。
孤独の中で空想力/妄想力豊かだが、コミュ障気味な少女に育っていった。
20代となったアメリ(オドレイ・トトゥ)は、パリ・モンマルトルのカフェ"ドゥ・ムーラン"で働いている。

アメリのファションやファンタジックな妄想世界はもちろん、
アメリが人を幸せにしたり、悪いやつは懲らしめたりするいたずら/仕掛けの楽しさ。
家のバスルームのタイル壁に隠されていた宝箱の持ち主探し。
外に出ない父親のために、庭の人形(ガーデンノーム)の世界旅行。
スピード写真ボックス下に捨てられた証明写真収集家でポルノショップで働くニノ(マチュー・カソヴィッツ)との出会い・・
と、複数のストーリー展開が面白い!
アメリの趣味の"水切り遊び"によさそうな小石を見つけると拾ってポケットに入れておくのも可愛い。

隣のアパートに暮らす、先天性の病気で骨がガラスのように脆く、部屋でルノアールの「舟遊びの人々の昼食」を何枚も模写している老人。
意地悪なコリニョンの食料品店で働く片腕がない青年リュシアン(ジャメル・ドゥブーズ)
若い頃に死んだ夫を想って暮らすアメリのアパートの管理人(ヨランド・モロー )
カフェの常連客で別れたカフェ店員ジーナを監視するキモ男(ドミニク・ピノン)..
と、登場人物のキャラも魅力満載です。
(Netflix)