B級怪獣エイガ

アメリのB級怪獣エイガのレビュー・感想・評価

アメリ(2001年製作の映画)
2.9
アメリが他人に間接的に関わることでちょっと幸せになったりする。

お洒落だけど眠い。語り口も編集もちょっと独特過ぎて置いてかれる。エスカレーターを電車っぽく演出したり、ライトについてる豚や絵のアヒルが動き出したりするところなど見てて楽しいシーンはまあまああるが、そういう細かい要素が強すぎて本筋がパッとしない。途中まで何を見てるのか分からず鑑賞欲が持続しなかった。だからかなり退屈で『早く終われ』と長い間思っていた。

また主人公であるアメリも個人的には全く魅力的に感じなかった。『変な行動をしてる''この私''』感が何となく感じられてしまって、うっとおしかった。ちょいちょいカメラ見るのもそれを加速させていた。だからこの映画自体の不思議な感じも好きになれなかったのかもしれない。

ただオシャレな感じはあるのでハマる人はハマるものはある。気になってたら一見する価値は否定出来ない。僕はかなりつまらないと思ったけど。
配給会社がアルバトロスだったのが1番笑えた。