なんとなく自分の苦手な映画じゃないかという気がして敬遠してきたのですが、ようやく初鑑賞。
前半は、ウェス・アンダーソン的な、オモチャ箱感というか詰め込み感があって引きこまれました。
しかし中盤からはツッコミどころ満載。
映像の色を弄りすぎなのではないか(いや、当時はこれが普通だったんだよ。ウォン・カーウァイも林海象も弄ってたでしょ)とか。主人公の行動はテイのいいストーカーではないかとか(いやいや、これも女子の心理の一面なんだよ。勉強になるだろ)とか。
まぁいろいろありつつも自分を納得させて、さいごまで観終わりました。
何度も見直したくなるような名作とまでは言いませんが、おもしろいし、ヒットしたのも分かります。食わず嫌いはよくないなと。