スマホがない世界に戻りたい。公衆電話に夢をみたいな。
アメリみたいに空想の世界に飛んで行ってしまっていたことは、私の記憶ではないのだけれど、幼い頃には人形たちと話していたらしい私。一人っ子だったのが1つの理由かもしれないし、引っ越しが多く、学校が家から遠かった私には遊び相手も少なかったからかもしれない。私も結構、危なっかしい子どもだったのかな。どちらにせよ、アメリ的なところがあったのかもしれないなぁ、と見ながら小さい頃の記憶を思い出していた。
かわいい悪戯から、犯罪すれすれの悪戯まで、アメリがみんなを幸せにしようとする。カフェやアパルトマンの住民や父親にちょっぴりの魔法をかける。なのに、自分はその一歩を踏み出せない。もどかしい。遠回しなアメリも、彼が来る想像をしているアメリもがいとおしい。
幸せになる映画。オドレイ・トトゥがかわいらしくて、素敵すぎる。
ラストのアメリとニノ最高。オドレイ・トトゥとマチュー・カソヴィッツの笑顔、変顔大好き。