ミミック

娘・妻・母のミミックのレビュー・感想・評価

娘・妻・母(1960年製作の映画)
3.4
豪華な役者陣で送る、母と二男三女の家族の物語。
いつの時代も家族のあり方は普遍的。
仲代達矢の迫りくる顔面が強烈。
画面に余計な情報がないので腰を据えてじっくりと見れる。
人物の関係性を丁寧に伝える演出力。
介護や財産の問題は誰もが避けては通れない。
長男の妻が言った「他人だと思えば気が楽」の言葉が象徴するように、家族いや人どうしの距離感の話だったんだな。
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