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赤い砂の決闘のキーのレビュー・感想・評価

赤い砂の決闘(1963年製作の映画)
3.0
1963年公開、ということは、『荒野の用心棒』よりも早く公開されたマカロニ・ウェスタン映画、ということになる作品。
ただ、マカロニ・ウェスタン、という言葉から想像する、凄惨な雰囲気、もしくは、奇天烈な武器、といったものは無く、ハリウッド製ウェスタン映画よりも、明るく陽気なイタリア製ウェスタン映画、という感じです。

復讐がテーマにもかかわらず、作品を明るくしているのは、主人公が孤独なガンマン、というのではなく、父を殺された兄弟妹の三人、ということでしょうか。
長男と、弟と妹は、血が繋がっておらず、長男と妹との間にラブ・ロマンスがあったりします。
まあ、明るくても、ド派手なアクションでもあれば、そこそこ楽しめたのでしょうが、展開がやたらとモタモタしていて、上映時間91分なのですが、妙に長く感じました。
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