霧の猫

愛のむきだしの霧の猫のレビュー・感想・評価

愛のむきだし(2008年製作の映画)
4.5
近年、珍しい長尺の映画。
みはじめてどうなるかと思ったが、なかなかの展開で面白い。

一番は安藤サクラの圧倒的存在感。独特の雰囲気で良し。
冒頭から宗教と盗撮の絡まないはずの話しが、満島の登場でうまいこと絡まる。殺陣もあり、血しぶきが噴出したりと現実からは考えられないが、これこそ監督の手腕で飽きさせない。

普段体裁を気にして出来ないことや見れないことを、まさに「むきだし」て魅せる。男性自身が勃起したっていうセリフが何回も出てきて、思わず笑ってしまう。

監督がなにを訴えようとしてるかは、小生には分かりませんが、エンタメとして、よく出来た作品だと思いました。
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