悠緒

愛のむきだしの悠緒のレビュー・感想・評価

愛のむきだし(2008年製作の映画)
5.0
とんでもねぇ……
聞きしに勝る大怪作。
これだけの熱量を持った映画には、そうは出会えない。
密度が高く、速度も高く、なによりエンターテインメント度の抜群に高い、愛にまつわる一大叙事詩だ。
前半は「こんなに面白い映画があっていいのか」と目が釘付けになり、後半は良くも悪くも「…………」と茫然となった。
ここまでやるかという詰め込み感と怒涛の展開。
上映時間・約4時間(!)という破格の尺が、めくるめく間に過ぎていった。
なんというか、他の人の感想が非常に気になる作品である。
映画好きの知り合いみんなに薦めて、見終わったあとに「どうだった?! どうだった?!」と聞いてまわりたい。
外連味に満ちたカルトな作風でありながら、そのじつストレートなメッセージも内包していて、なんとも形容しがたい。
誰か感想を聞かせてください(女性には推薦しづらいけど)。
悠緒

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