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スケアクロウのucandoitのレビュー・感想・評価

スケアクロウ(1973年製作の映画)
4.5
1973年 ジェリー・シャッツバーグ監督

ジーン・ハックマンとアル・パチーノの友情ロードムービー。
刑期を終え洗車業を始めるためピッツバーグに向かうマックス(ハックマン)。とっつき難く喧嘩早い大男。行く先々で騒ぎを起こし前途多難です。
偶然に出会い同行者となるフランシス(パチーノ)は気さくで愛嬌があり人に好かれる性格。

人を信用しないマックスが何故かフランシスを気に入り一緒に洗車業をしようと言い出す。
中盤まではスケアクロウ寓話(笑わせるカカシ)もありマックスが段々人付き合いを学んで行く成長物語。

しかし終盤に至り明るいフランシスが打ちのめされ壊れてしまう(幸せの黄色いハンカチは無かった)。

全てを投げ打ってフランシスを助けようとするマックス。ラストの辺りではパチーノが「真夜中のカウボーイ」のダスティン・ホフマンに見えてきました。


備忘録
冒頭の出会いのシーン、タンブル・ウィード、マックスの妹と色っぽい友人、威風堂々の大騒ぎ、喧嘩、刑務農場、一匹狼のマックス、牢名主に気に入られる事が災するフランシス、酒場で一触即発がマックス(超重ね着)のストリップ、パチーノそっくりな男の子、靴を枕にしていた意味
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