HOLYDAY

ガンジーのHOLYDAYのレビュー・感想・評価

ガンジー(1982年製作の映画)
4.2

歴史的事実を描写した映画です。

非暴力・不服従を説き3億5千万人のインド人をまとめインド独立の父と呼ばれるマハトマ・ガンジーを若き日のベン・キングズレーが最高の演技で演じています。

人種差別 階級差別 宗教差別

人が決めたあらゆる分けるという選択の結果。

別れてしまった心を。

糸車で繋ぐのように地道な努力と長い年月。

ライフ誌がそれをとるのがまた素敵。

分ける以前に私達はみな平等な地球市民なんだよ。

しかし右の頬を打たれたら左の頬も差し出しなさい。


そうして多くの血を受け入れる結果。

多くの血を流す。


イギリスの支配から脱した後は内部の分裂。インドとパキスタン。


目には目を。歯には歯を。


歴史はまた繰り返す。


支配から逃れること以前に、根本解決は。


国際問題でも、先に国民一人一人の心や生活の奥深くまで根差している。


解消しきれない思い。痛みかもしれません。


ワンピースの魚人島のお話が、こんな歴史的背景を元にしてそうだなと感じました。


最後に彼の格言と締めくくりにひとつ。


「善いことは、カタツムリの速度で動く。」

アーメン笑
HOLYDAY

HOLYDAY