歴史的事実を描写した映画です。
非暴力・不服従を説き3億5千万人のインド人をまとめインド独立の父と呼ばれるマハトマ・ガンジーを若き日のベン・キングズレーが最高の演技で演じています。
人種差別 階級差別 宗教差別
人が決めたあらゆる分けるという選択の結果。
別れてしまった心を。
糸車で繋ぐのように地道な努力と長い年月。
ライフ誌がそれをとるのがまた素敵。
分ける以前に私達はみな平等な地球市民なんだよ。
しかし右の頬を打たれたら左の頬も差し出しなさい。
そうして多くの血を受け入れる結果。
多くの血を流す。
イギリスの支配から脱した後は内部の分裂。インドとパキスタン。
目には目を。歯には歯を。
歴史はまた繰り返す。
支配から逃れること以前に、根本解決は。
国際問題でも、先に国民一人一人の心や生活の奥深くまで根差している。
解消しきれない思い。痛みかもしれません。
ワンピースの魚人島のお話が、こんな歴史的背景を元にしてそうだなと感じました。
最後に彼の格言と締めくくりにひとつ。
「善いことは、カタツムリの速度で動く。」
アーメン笑