Eggy

おかしな二人のEggyのレビュー・感想・評価

おかしな二人(1968年製作の映画)
4.2
三谷幸喜が尊敬するニール・サイモンが脚本。さらにウォルター・マッソーとジャック・レモンの最強のコンビが演じた映画史上に燦然と輝いた作品で、現在もなおアメリカで映画化されようとしている一本。


物語はシンプルで、
妻と離婚したフェリックス(ジャック・レモン)は絶望し、自殺を試みるが、偶然が重なり断念。
そこで、ある友人(ウォルター・マッソー)に引き止められ、同居生活が始まるという内容。

セリフ、スピード感、演出が温かった。
同居した2人の性格が正反対で、不器用なことや簡単なことでぶつかったりと人間の愛おしさをとても感じた。

悲しい話なのになぜか、ついつい笑ってしまう。
ニール・サイモンは子供のころ、家族関係に問題があり、親戚のあいだでたらいまわしになっていたという。
その悲しい過去から、笑いへ昇華させていったのかと、、、

アメリカンな映画でした。
70年代には完成されていると、ヒシヒシ伝わる。
『Barefoot in the Park』
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