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哀しい気分でジョークのmingoのレビュー・感想・評価

哀しい気分でジョーク(1985年製作の映画)
3.8
たけしの歌声て渋くて、なのにはにかんだ笑顔が可愛くて、当時38歳のたけしにグッときちゃう。僕が生まれた歳に制作されたけど、戦場メリクリは本作の2年前だし、本作から4年後にこの男〜で監督デビューを考えると、エモくならざるをえない1本。うるせえ馬鹿野郎この野郎。

ビートたけし映画初主演の本作は泣かせにかかる物語なんだけど、とりあえずいちゃもんつけずにたけしと子どもの親子愛と、たけしと柳沢慎吾の掛け合いに微笑みましょうムービー。なんだこの野郎。
「不真面目を真面目にやる術は知っているけど、真面目を真面目にするやり方がわからない。」この名言からはたけしの芸人哲学や人間性を感じることができる。何様だ馬鹿野郎この野郎。

そして僕ら世代だったら誰もが歌ったであろう「グリーングリーン」の歌詞が染み渡る。この世に生きる喜び、そして哀しみのことを。泣かせにかかって何が悪いんだ、この野郎。

悪く言う人も居るかもしれないけど僕はかなり良い映画だと思います。
伝えたいことは明確だし、話もお茶目に進んでいくし、哀しみはジョークで吹き飛ばそうよ、嫌いじゃないです。
いつか自分に子どもができたら、辛いときは冗談でも言ってヘラヘラしようぜて一緒に観たいです。うるせえダンカン車回せよ馬鹿野郎〜