なすび

駅馬車のなすびのネタバレレビュー・内容・結末

駅馬車(1939年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ちゃんとジョンフォードとして意識してなかったときに一度見たけど何もかも覚えてなかったのでまた見た!
わけがわからんほどおもしろい、頭がおかしくなりそうなほどおもしろかった

最後らへん怒涛にどちゃめちゃパチメロに興奮してヤバかた。。。ジョンウェインが好きな女の人に「俺と結婚するって言ったよな?」というときの顔のドアップヤバすぎる。帽子の傾き方が異常なのに完璧。まるですきな人に「I miss you」と言われるときや抱きしめられてキスされるときみたいな、そういうワオオという興奮。
とにかくジョンウェインとこの女の人の距離の縮まり方がとてつもなくエロい。エロいというのは官能的な感じで、2人は言葉や体ではなく視線で感情のやりとりをしている。しかもアパッチに追いかけられたりライバル(?)に殺されかけたり、とにかく死の危険が隣り合わせの状況下だからこそ、なんかとてもドキドキ感倍増かな。最後ふたりが乗って去ってゆく馬車がまじやばい、魔法かかってるのか?というくらい車輪白くて存在感はんぱない。

はぁ…相変わらずすべてが完璧なジョンフォード。もうフォードしか見たくない見たくないよぅ、最近の「見たい映画ないし何見てもなんかびみょー疲れ」が一気に吹っ飛んだ。疲れた時はおづーづかフォードかキートンがいるね😢

今日本屋で蓮實重彦のショットとは何か連載をまたふらっと読んだ!やっぱりフォードとトリュフォー愛ですね…
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