【祝!若尾文子映画祭】
金沢の金箔商に嫁いだ若尾文子と妻妾同居状態になる中村玉緒。
金沢の金箔商ってのがいいですね。大雪の日の因縁なんて旧家らしくてまたいい。
妻妾間で正面衝突って面白いかつまらない…
若尾文子の見舞いにきた天知茂との会話のシーン、向きあって話していながらも視線を向けるたびにどちらかが伏せたり、なかなか視線があわない。でも、視線があった瞬間に内側から切り返すことで画面が躍動してすご…
>>続きを読む20年ほど前にラピュタ阿佐ヶ谷で見たときは何というダメ男(福田豊土デンターライオンのCMしか記憶にない。日本画家福田豊四郎の長男だったとは知らなかった)映画と思ったものだが、見直してみてなかなか味わ…
>>続きを読む『女の一生』にそっくりな話だが、他の原作があるらしい。
夫と浮気している中村玉緒に起こる不幸を見てほくそ笑む、雪の若尾文子がゾッとする美しさ。
90分で文芸映画並みの満足感は大映美術あってこそ。
随…
約90分という短い尺の中、次々とイベントが起こるので見ていて飽きないが、あまりの展開の早さに昼ドラのような節操の無さを感じないわけでもない。にしても、平凡な男のくせに、若尾文子サマと玉緒ちゃんの両方…
>>続きを読む2階からの吐血など一気に展開に引き込むのが上手いと思った。題名の通り雪と死が紐付けられていく一方で、冒頭、火事の金箔、ラストの花と死とのコントラストも強調される。天知茂との家出やカミソリなど若尾文子…
>>続きを読む冒頭から義父の一周忌なのに新婚初夜の事思い出してニヤついてる若尾文子、激ヤバ。
葬式から始まるように若尾文子に死がまとわりついてて、雪と死が断片的に紡がれていく。
三隅研二らしいキメキメのショットに…
栄枯盛衰の物語。
物語は、昭和5年の金沢で始まる。
若尾文子が嫁に来るが、夫は女中(中村玉緒)と肉体関係を続けている異常おな家庭風景。
その家は、若狭家というが、若狭家の浮き沈みとともに関係する人…