いわやん

鑓の権三のいわやんのレビュー・感想・評価

鑓の権三(1986年製作の映画)
3.7
郷ひろみ主演

近松文学の作品で、当時は話題になったのですが、なんせ85年から公開当時の86年は洋画の当たり年で邦画が苦戦してた頃で。

今回、鑑賞しましたが思ったより悪くなく面白かったです。

旗本と思われる権三と、旦那が留守の武家の嫁。
権三が、武家の嫁の家にある事を教えてもらいに夜に行く。
そこで、権三と武家の嫁が言い争いになって。
間が悪いことに、そこにタチの悪いツレが忍びいって、今で言う「浮気現場を押さえた!」って町中に触れ回って・・。

火野正平が、タチの悪いツレを好演。
武家の嫁で、窮地に追い込まれて自我に目覚める役を岩下志麻が。

ストーリーが、面白い作品で公開の時代が「雨あがる」辺りと併映だったら かなり評価されたと思いました。
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