この世の「ロマンチック」も、「結ばれるだけがハッピーエンドの愛」じゃない愛の形も、新たな道のハッピーエンドも。全部チャップリン映画から学んだ。
後者のストーリーって、ギャルゲーの別トゥルーエンドに通ずるもの、ありますよね?
タイトルから世相をメインに描いた作品かと思いきや、ロマンチックで過去作とはまた違うときめき方をした。いつだってチャップリンの脚本はロマンチックか愛に満ちた哀愁のハッピーエンドだ。
恋愛映画だと思っていなかったので、良い意味で予想外に裏切られてワクワクしてときめいた。
仕事の精神的ストレスがヤバくて、心行くまでお酒が飲めない・酔えないなか。お茶するみたく寄った行きつけの店で、私より年下の店員さんと「昔の映画って最高だよね」という話になり観たくなったモノクロ作品。
チャップリンの映画、大分観尽くしてしまい、残りを細々と楽しみをとっておくように観てる。
チャップリン作品って観終えたときの満足がよくて。作品によって好みの左右はややあれど、現代の作品みたいに「うわー外れだった」と落胆することがない。きっとどれも特に結末が好きなんだな。
チャップリンと言えば、冒頭のロマンチックな音楽にやっぱり心がうっとりする。この時代特有のオープニングのタイトル画面とファンファーレのような大掛かりの音楽が好きだ。
家でチャップリン観ると、映画館で音楽込みで当時娯楽として観ていた人たちが羨ましい。
スイスのチャップリンワールドでこの山小屋の再現セット見ました。左右にギシギシ揺れるんだけど、予習してから行きたかったな〜!
なるほど、ゴールドラッシュの時代が描かれているけど、山小屋がメイン舞台なのね。
ヒロインがいかにもチャップリン映画で好かれそうな顔と思ったのは気のせいですか。
チャップリン映画でこんなに予算かかっていそうなシーン(大晦日のパーティー)は初めて見たし、理想のパーティーを夢で見て醒めるシーン。こんなに切ない大晦日は初めて見た。(これがクリスマスだとしても泣いちゃう)
サクッと観れてサクッと良い気持ちになれました。