ももさく

おくりびとのももさくのレビュー・感想・評価

おくりびと(2008年製作の映画)
4.0
チェロ奏者だった小林大悟は楽団が解散した事により失業。父親が愛人と出て行き、女手一つで育ててくれた母親が残してくれた実家の山形に妻と帰ってきた。新聞の求人誌に条件のいい内容と「旅のお手伝いをするお仕事です」と書かれたNK(納棺)エイジェントに面接に行くが履歴書も見ずあっさり合格になることからのはじまり。

小林大悟(本木雅弘)チェロは子供の頃父親に無理やり習わされた。納棺師に最初は戸惑いがあったが徐々に天職となる。

小林美香(広末涼子)大悟をだいちゃんと呼ぶ妻。納棺師を汚らわしいと思っていたが徐々に気持ちに変化。

佐々木生栄(山崎努)NKエイジェントの社長で大悟に納棺師の全てを教えていく。

上村百合子(余貴美子)佐々木の仕事を見た時、自分が死んだらこの人にやってもらいたいと思ったのがきっかけでNKエイジェントの事務をしている。

山下ツヤ子(吉行和子)銭湯「鶴の湯」1人で切り盛りする。

山下(杉本哲太)大悟の同級生。ツヤ子の息子で鶴の湯をマンションにしたい気持ちでいた。

平田正吉(笹野高史)鶴の湯に50年通う。ツヤ子と2人でクリスマスを過ごした時ツヤ子に「一緒に銭湯やってくれ」と言われる。火葬場で働き「死は門」と言う。

石文→自分の気持ちと似た石を探して渡し相手の気持ちを読み解く。

田舎で弾くチェロの音色と風景がとても心地いい。

脱がせる、着せるなど手際のいい動きが美しいと言っていいのかわからないけど...美しい。故人を想う人達の為のお手伝い。誰にでもできる仕事ではない。映画を見てると知り合いや身内に理解されない所も出てくる。けど人は、いつか死ぬ。嫌悪感を抱いてる人だっていつか死ぬ。それを思ってもやはり身近な人には、そう言う仕事をして欲しくないものなのだろうか?考えてしまう。。。

「あいつ、今までで1番綺麗でした」
「おばあちゃんルーズソックス履きたいって」キスしながら「パパありがとう」どれも素敵に見えてしまう。

食べ物も何故か印象に残る。干し柿?、鶏肉、白子、フライドチキン。

「いってらっしゃい、また会おうの」の笹野さんの演技にも見入ってしまった。

終わり方も好き。

3度目の鑑賞ですがやはり良かった。日本の良さは、こう言う所でもある気がするので1度は見て欲しい映画ですね。