ニンソラ

おくりびとのニンソラのネタバレレビュー・内容・結末

おくりびと(2008年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

思っていたのと違った。いい意味で。

まず最初の意外な展開。で、一気に興味を惹かれ。

納棺師という仕事がとても尊く感じました。
そういう仕事があることも知らなかったし全部葬儀屋さんがやってると思ってた。
命が生まれる瞬間にもいろんなドラマがあると同様に終わるときもそうなんだと思いました。
逆に終わる時の方が様々で、特に死んだおじいちゃんの顔におばあちゃんやお母さんや孫がキスマークをつけるシーンが私は好きです。

最初は納棺師の仕事に大反対していた広末涼子が、夫は納棺師なんです、と口にした瞬間、とてもあったかい気持ちになりました。
子供を捨てる親は確かに無責任極まりないけど、最後お父さんに会えてよかったと思ったし、納棺師という職業についたからこそ最後父親の面倒を見られたわけで。

優しいお話だった。