【浮浪者になるべくしてなった男】
浮浪者ブーデュと書店主レスタンゴワの関係性は、頼みもしないのに援助して自国の常識は世界共通だろみたいな厚かましいにもほどがある先進国と発展途上国の関係性を、当時で言えば植民地反対ということを婉曲的に描いたものだろう、とかいう推測はやりすぎなのかもしれない。
皆さんのレビューには画面が綺麗美しいの絶賛称賛万歳コメント多数だが、僕はその反対。クソ下品、クソ下劣、自分で掃除したいレベル笑。顎にトイプードル飼ってんのかとツッコミたくなるようなヒゲモジャワッサーな老人が缶詰を素手でグリグリ、一旦喰ったものを吐き出し、女を犯す。布団周り汚す奴はマジで無理。無言で遅刻したり、飲食店で偉ぶるタイプ。このブーデュが生理的に無理すぎて何も入ってこない。
有名なラストシークエンスは確かに美しいがあれで全てを清算できたと思ったら大間違い。
鑑賞後、とりあえずうがいしたくなる。
潔癖な方は観ない方がよいです。
2017-