バルバワ

フェリスはある朝突然にのバルバワのレビュー・感想・評価

フェリスはある朝突然に(1986年製作の映画)
2.3
様々な映画に引用されていたので満を持してレンタルして、今作のタイトルからして朝観るべきだと思い早朝こっそり鑑賞致しました!

いやぁ、フェリスの野郎…大人を舐め腐りやがって!お前は退学だ!←心の狭いアラサーの叫び

あらすじは、ある朝調子こきリア充フェリスが学校をサボり仲間と街に繰り出す。ところがフェリスのサボりにアンテナびんびんの校長が彼のサボりを立証しようとしていく…的な感じです。

なんだろうなぁ…フェリスの一挙一動に腹が立って仕方ないのは私が学生時代イケてなかったからなのか?いや!そんなことはないはず!←一人相撲


私だってね、学生時代にサボりはしましたよ?これでも結構不良でして、何度早弁したかわからないくらいです!そして、何度ヤンキーに肉団子を取られたかもわかりません…トオイメ(゜_゜)
話が逸れました…フェリスもあの手この手でサボるのですが、フェリスが"ラッキー"という名の超能力を有しているのか、周りの大人がバカなのかわかりませんが毎回上手くいきます。この時点で「あ、主人公補正ね」と真剣に観れなくなりました。

あと、今作の敵役とされている校長は住居不法侵入はするものの基本的にはそこまで悪い大人ではない(まぁ、おとなげないとは思いますが)のも、いまいち今作にのれない要因かなと思います。

まぁ、執拗に第4の壁を破ってくるので作り手側は「これは映画ですからね~マジに受け取っちゃダメよ~」と現実との乖離をしっかり描いているつもりなようで、そこは良かったと思います。あとエンドロール後のあれ『デッドプール』の再現力の高さに笑いました。

でも、主人公がこんなに甘やかされて成長しない青春映画をアラサーが観てはいけないんだなと痛感しました。十代ならまた違う感想になったのかな…
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