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テムプルの愛国者のameoのレビュー・感想・評価

テムプルの愛国者(1936年製作の映画)
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アメリカ南部の農場にある邸宅では、6歳になるヴァージー(Shirley Temple)のために盛大な誕生日パーティーが催されている。それも束の間、南北戦争が勃発しあっという間にこの一帯にも北軍が迫ってくる。

ヴァージーの父ハーバート(John Boles)は南軍の大尉として出征するが北軍の勢いは収まらず、屋敷は焼かれ母も病床に伏してしまう。困難続きの中でもヴァージーは父譲りの「南部派」として逞しく生きていくが。

テンプルちゃんが困難にもめげず明るく逞しくというのは以前観た『輝く瞳』や『小公女』と同じですが、こちらは目の前に軍隊が迫り、南北の戦闘シーン(これはほんの僅かですが迫力がある。)や馬車の追走劇など幾分スリリングでした。

『小連隊長』でも共演した Bill Robinson とのタップダンスや歌がやはり良くて、ストーリーの節目でいい味を出してます。
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