ENDO

青い青い海のENDOのレビュー・感想・評価

青い青い海(1935年製作の映画)
4.0
旧ソ連領アゼルバイジャンのカスピ海の美しきある島。コルホーズの漁業集団の元に2人の若き工員が難破し流れ着く…そこの団長は麗しき女性マーシャであった。アリョーシャのだんまりとユースフの喧しさ。寄せては返す穏やかな白波が太陽に照り返され光り輝く。2人は1人の女性に恋をする。海の撮影が素晴らしい、特にマーシャが何とか沖から砂浜へ這い上がろうとしている姿を2人が見つけ出し駆け寄るシーンの躍動感は出色。徒労感が強いが一見平和に見える島は引き裂かれた2人を分かつ戦時でもある。
ENDO

ENDO