青い青い海の作品情報・感想・評価 - 3ページ目

青い青い海1935年製作の映画)

U SAMOVO SINEVO MORYA

製作国:

上映時間:71分

4.1

「青い青い海」に投稿された感想・評価

いしが

いしがの感想・評価

4.0
ただのリラクゼーション映像。
ストーリーは軽快で良い意味でロシア特有の暗さがない。
マ

マの感想・評価

5.0
美しいとしか
菩薩

菩薩の感想・評価

4.4
恋をして仕事して、歴史刻んだ地球感が凄い、ラブはレボリューションやで。流されて、辿り着いて、惚れ抜いて、二人して敗れて、それでも恋も友情も、キラキラ波に反射する光の様に輝いてるってもんで。労働であり運動の映画なのだろうけど、軽快であり快活で、終始躍動感で漲っている。絶望から希望、そしてまた絶望から希望へと移り変わる3人の関係性、80年経っても何ら違和感の無い普遍的な物語、そしてそれはこの先も永遠に続いてくだろう。いやもうどうやって撮ってんのよって素直に感激する、めちゃくちゃ面白い、腋の下はやめてけれ〜の天丼がツボ、幸福な映画だ。
WG

WGの感想・評価

4.2
うんうんこれは十分名作。カスピ海の辺りの漁村に応援に来た男二人と町娘の恋。
カスピ海の嵐や凪の美しさが伝わってくる。モノクロなのに青い青い海が見えてくる。音楽や躍動感のある動きも良い。バルネットすごいぢゃん
奇跡みたいな映像が71分ずっと続く映画だった。揺れる船内を行ったり来たりするユフスの中立的な立ち位置。
アリョーシャの仮病が発覚した後のマーシャにプレゼントしたパールのネックレスがボロボロ地面に落ちてくシーンの絶望感。
ハナからこの2人がマーシャと結ばれないことは観客は誰もが予想ついているのに、ラストの美しさはとてつもなく幸福。
何より胴上げのシーンは笑っちゃう。
1234

1234の感想・評価

4.8
もはや美しい以外の感想は無粋と言えるほど美しい
pika

pikaの感想・評価

3.5
初バルネット。
どんだけ名作なんだろうと構えて見た1回目は食い入り過ぎて疲れて途中停止。魅力とか全然わかんねーよ!って思ったんだが、2回目は頭を空っぽにしてボーッと見てたらスイスイ入ってきてめっちゃ面白かった!
いい映画だー!
能動的に見る映画もあるけど、今作は頭も心もさらけ出して受動的に見ると何とも心地よい映画だった。

海の美しさや怖さを描きながら海の波間に感情を投影すると言うのか、喜怒哀楽が全部詰まってて素晴らしい。
導入がドラマチックでベタなもんで思い込んでしまっていたけど、キャラを描いているのではなく人間を描いているってところが心にガツンとくるし、ベタな三角関係の恋愛模様かと思いきや真摯で誠実な話ってのが非常に良くて、誰もが涙を流すし幸せになると言わんばかりな人間臭い暖かさが素晴らしい。

クライマックスのハイテンションな緩急に感情ガシンガシンと揺さぶられて楽しかった〜。
冒頭に広がる海の美しさ。偶然性の象徴とも言える動き。これがラブコメディ(スクリューボールコメディ?)という制御的な形式の舞台となることで起こる画面上のせめぎあい。夏目漱石『こころ』のようなやり取りのシーン、画面の揺れが最高潮。
この映画の特色って偶然、制御できないものの描き方だと思うのだけれども、舟が浸水するシーンのネズミも印象に残った。
ooospem

ooospemの感想・評価

5.0
ウワアァすごいこれ。傑作です。
80年以上前という時代の違いをまったく感じない。

フィルム画の荒い粒子からすら爽やかな、大きい大きい海が舞台。世界各国の文化が入り混じることのない昔ながらの、いい意味で単純な生活が繰り返される小さな島。そこに現れまた去っていく、二人の男と現地の女性、現地の人々との刹那の70分。…なんてシンプルなんだ。それでいて、なんて素晴らしいんだ。

映像という小さな世界にまとまるだけで、一片の物語がこんなにきらめきを放つのだという映画の魅力の体幹が、この70分にぎゅっと詰まってる。何より二人の男とマーシャの笑顔が眩しい。どこまでも素直な笑顔。コミカルな台詞、小学生みたいな喜びの舞いや伸びやかな歌声たちも、ぎゅっと絡み合ってその笑顔を際立たせている。
ほんの部分的に使われる高速カメラでの演出や、迫り来る荒波をダイナミックにとらえた大迫力の映像など、緩急のリズムもお見事だった。

《ワールドシネマの傑作》も納得です。
誕生日が同じボリス・バルネットの作品で最も美しい映画

冒頭からタイトルにもなっている海があまりに美しく、ここだけで充分満足感を得られるが、以降もそんな美しい海のシーンが大半を占めるため素晴らしいと言わざるを得ない

そしてそんな海をフィーチャーしていることもあり会話もメインの三人のものを除き最小限に抑えられており、会話より表現を重視する身として非常に有り難かった

内容は他愛ない三角関係だが、映像の美しさもあって雰囲気的にも味わい深いものとなっていて鑑賞後は何とも言えない恍惚感を味わった