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未来を生きる君たちへのlemmonのレビュー・感想・評価

未来を生きる君たちへ(2010年製作の映画)
4.0
過去メモ記録。



「やられたら、やりかえす」

ヒーロー映画ならかっこよく響くのだろうが,現実問題はそうはいかない。この言葉をとことん追求して体現した映画はあまり見たことがない。

この映画に出てくる登場人物たちは、まだラッキーだ。取り返しのつかないことをしたが、救いもある。映画のもっていき方として、どん底にまで突き落とすことも可能だったろうが、自分はこの救いがあるラストでよかった。

いや、でも、難しい問題だと思った。やられたときに相手のことを「相手をするのもばかばかしいやつ」なんて思うことは簡単ではないし,そう思ったとしても当の相手はいい気になってるわけで、、、😡。

こんな難しい問題、大人でも大変なのに、子供たちは…。
自分自身にも降りかかる可能性はあるわけで、しっかりしないといけないが、教えていく側になる人間(大人というやつ)として、きちんと伝えられる人になりたいなとは思った、、、。難しいけど。

いや、でも、やっぱ難しいよ、、、こればっかは、、、



いじめにあっていたエリアスは、転入してきたクリスチャンに助けられた。ある日、クリスチャンはエリアスをいじめていた主犯格に仕返しをした。また別の日にエリアスの父親がちょっとしたいざこざで殴られ、じっと耐えるエリアスの父を見て、クリスチャンは代わりに仕返しすることを決意する。
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