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未来を生きる君たちへのaymmのレビュー・感想・評価

未来を生きる君たちへ(2010年製作の映画)
4.6
アフリカの難民キャンプに派遣され、医師として生と死の狭間で日々を過ごす父親。
一方、デンマークで暮らす息子はいじめや差別が重なって「暴力」が影を落とすようになり…

アフリカの清々しい青空、デンマークの緑豊かな風景と対照的にそれぞれに抱える問題が重たい。
本作の原題は「復讐」だそう。
言われてみればそうかもしれないけど、子どもたちの真っ直ぐさと、父親の人間性が豊かだから決して暗くはならない。緩急がうまく、考えさせられる作品だった。

デンマークでスウェーデンの人が差別されることがあるのに驚いた。(キム・ボドゥニアの登場にも驚いた!)近隣国の意地の張り合いみたいなものがあるそうだけど。

北欧映画の暗さと綺麗さが、凄く好き。