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ヒア アフターのbluemercenaryのレビュー・感想・評価

ヒア アフター(2010年製作の映画)
3.3
人間 死んじゃったらどうなるの。
人間の永遠のテーマ。
たぶん宗教の存在理由の多くはこの辺だと思う。
大多数の人間には、どうでもいい話。
親しい人を亡くした人。
死に直面、またはリアルにその恐怖を感じたことのある人は少し感じるところがあると思う。
俺様も一昨年。初めてその恐怖を体験しました。

ジャーナリスト マリーは臨死体験
もと霊能者ジョージにとって、あっちが見えちゃう才能は“呪い”以外他でもない
底辺で生きるマーカスにとって、双子の兄はそれ以上の存在。
3人だけじゃない、登場人物の多くが、今を生きる多くの人間が“死後”について、そしてその背景・周辺を模索している。
それは罪悪・愛情・悔恨・追憶・喪失・学術・哀悼・畏怖・・・・・。

マーカスとジョージのシーンは予測していた事とはいえ、ジーンとしました。
以前、邦画でも似たような映画あったと思います。
キリスト教の方がアプローチがドライかな。ここは主観によって差が有るかと。
ジョージとマリーのシーンはやっつけ感というか、「それでいいんですか」感が漂ってます。
その結論は観客に委ねたんだな。と解釈しましたけど。
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