No.2803
いいじゃないですか、他の人の評価が低くたって、自分の中の評価が高ければ、その直感を信じるべきなんです。
そう、この映画も「直感」のお話です。
ラストの3人の交錯と出会いは、まさに「直感」が引き寄せ合った、と言わざるを得ないですね。
「一般社会=マジョリティー」になかなか理解されずに苦しんでいる人たち同士の邂逅、なぜだか私には
胸にグッときました。
特に、兄に会いたくて会いたくて、ひたすら霊能力者を訪ね歩くマーカス君の切ないこと切ないこと・・・。
イーストウッド監督の「まなざし」は、常に優しく、丁寧です。