Shibawithbread

ママのShibawithbreadのレビュー・感想・評価

ママ(1972年製作の映画)
3.5
赤毛の白皙の美人な母
白金色の髪をした青い瞳の坊や
子グマのぬいぐるみ


人にぶつかっても構わずかけていく母
店に着いたは8:50
長い長い行列とただただすぎていく時間

一人の家、開いたドアの先には強盗
なあに これ?
強盗が落とした銃をそのまま向けて
あら開けて欲しいの?
クローゼットの鍵を開けて全部強盗に渡してやる
さよならの挨拶をしたら
部屋に落ちていたボールを撃って割ってみて

一向に進まない行列

自転車で部屋を漕ぎ回ったら
シェービングを泡だてカミソリを広げて

割れた卵はひよこ入り
時計は9時を指している

マッチを用意して 新聞を裂いて
コツコツ おや?
鳩を追いかけ窓を開け建物の出っ張で綱渡り

やっと巡った順番に差し出す空瓶注がれた白いミルク

ドアを押し開き
街をかける 振り乱した髪
帰った先、眠る我が子 安堵の笑み
コツコツと鳩が窓を鳴らせば開くまなこ
いとしさに溢れる涙

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 ママじゃない。マーマ。
 こんな短時間でも一人残して来なければならない子をひたすら心配する母の愛。こんな短時間にこれだけのことをやらかす子供のやんちゃっぷり。
 私の母も昔家に帰ったら兄弟が私の髪を本物のハサミで散髪ごっこと言ってまあもうひどいくらい切っているところに遭遇したらしく、肝が冷えたとはこのことと語っておりました。子供というのはげに愛しく、げに恐ろしき生き物でありますね。

・叩いて壊す、物理で勝負。衝撃で時計の針まで動き出す
・お兄さんいつまで拾ってるんじゃ
・白鉄というより青白いけどね、灰色?逆にアジア人風の人間の方が白っぽい肌色でびっくり
・お母さん着るものなくなっちゃった…(・ω・`)