すべてが艶っぽい。色気が尋常じゃない。
ストーリーは難解じゃないはずなのに、私は今いったい何を見ているのか…?という足元が不安定な感覚になるし、夢と現のあわい、彼岸と此岸の境目の曖昧さが怖い。
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個人的に超独特。
有名作品だから
ずっとみたかったやつ。
冒頭、女の股の死骸から
蟹6つでてきたいった?
もうそこからぽっかーん。
原田さんの若い頃まじやばい。
自由人の役だが色気がただものじゃ…
自分には一万年程早いなと思いつつも見応えがあった(見応えしかなかった)。どこか無国籍っぽいというか多国籍っぽさがありつつも、日本的美意識をつきつめた先に到達した幻想性を感じる。いや、国籍どころか彼岸…
>>続きを読む彼岸と此岸のあわいを放浪すること。肉は腐り落ち、骨は塵と化し、いつか砂丘を形成して放浪者の踊り場となる。幽霊は画面に映らない。幽霊はカットとカットのあいだに、二人の女のあいだに、画面の外の奇妙な物音…
>>続きを読む原田芳雄の虚無を抱えた粗野な色気、大谷直子のあどけなさと艶かしさが渾然一体となった色気。そこで惹きつけてのびのびと好きなように好きなことをやっている鈴木清順。フィルムとして窮屈なところがなくてストレ…
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