なすび

誉の名手のなすびのレビュー・感想・評価

誉の名手(1917年製作の映画)
5.0
最初から完成されてるってこういうことだな…。ジョンフォードはジョンフォード以外の何者でもない。でもこれ、当時に見てたらびっくりするだろうな!今見ても新しいし独特で、でもだからこそ普遍的だ。やっぱりジョンフォード見てるときだけ映画を見てるって感じられる。本質。「本当に大切なことだけをー僕らはそれをたまたま「本質」と呼ぶわけだが…」

俯瞰⇄近距離の撮り方のメリハリすごい。有名な撃ち合いのシーン、緊張感パなかった。馬の尻尾、ゆらゆらでとか他に誰が思いつくの!?!?!!!!!!!!!!!!

てかファーストカットからブチ飛ばしてる、手前に大きな馬に乗った人いて、その後ろの間に遠近法で小さく見える人を配置してる。なにゃこりゃ!!!!

女の子が皿を抱きしめて棚に入れるシーンもすごかったな。こういうのグリフィスもよくリリアンギッシュにさせてるな


昨日の夜は21時くらいに寝ていつもより早起きしてしまったのでサイレント映画を見る。寝ても寝ても疲れがワイシャツにこぼれた赤ワインの染みのようにとれない、白湯を一杯のんで、牛乳とチーズを食べたけどまだまだとれない。みなさんこんなときどうしているのですか?
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