ヘンダーソン

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦のヘンダーソンのレビュー・感想・評価

3.9
前2作に比べて、圧倒的にアクションシーンが洗練された。というより全体にメリハリがついて一本の作品としてとても見やすくなっていると感じた。

そもそも聖杯伝説なんてワクワクする。お決まりの密室での生き物に囲まれるシーン、今回はネズミ。
この作品のテーマの一つに父との相互理解と同時に、父殺しもあると思うがネズミをヘンリーが苦手にしているというのもそういうことだろう。

インディジョーンズの本名がヘンリージョーンズジュニアで、インディアナは飼っていた犬の名前という小ネタもありつつ。

ラスト、ゆっくりと夕日に向かって馬で駆けていく画面が印象に残る。やっぱりスピルバーグは西部劇好きなんだろうな。