アァーーーーーー

さらば相棒のアァーーーーーーのレビュー・感想・評価

さらば相棒(1982年製作の映画)
3.6
多分、当時売り出し中だったA.R.Bのボーカルで、今やロックボーカリストというよりヤクザ映画やVシネの俳優という認識が圧倒的な石橋凌を全面に迎えた映画で、
ワキを固めるのがニューイヤーロックフェス常連の安岡力也や内田裕也に加えて監督が宇崎竜童と来たもんだ。
出演人もA.R.Bの面々からアナーキーのメンバーなどなどだが、まーー58分という最短な収録時間の三分の一がセックスシーンだし、後半の無茶苦茶で「よくそれでオッケーしたな!」つー格闘シーンもここまでくるとわざとらしさまで感じるし、何故かそんな内容ながらも飽きずに最後まで見れたのは、昭和の東京ロックシーンというか地元から出てきてデビューに漕ぎ着けるまでこんな馬鹿みたいな話が本当にあった様な気がして来るところなのかも。今は亡き旧新宿ロフトの楽屋も薄い記憶を蘇させる。
内田裕也の登場シーンも「俺にこういう役やらしてくれよ」つって誰も逆らえずに付け加えた感じと「どう?カッコイイだろ?」つーガキ大将っぽさがこれまた昭和っぽい笑

なんつーか、友達とか家に来て1時間ぐらい何にもする事ない時にボーッと見たい映画かも笑
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