Angeprunelle

捜査官XのAngeprunelleのネタバレレビュー・内容・結末

捜査官X(2011年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

法か情か。
疑うか信じるか。

優しさと尖さを合わせ持つジンシーさんの瞳。
色々謝らないちょっとファニーなシュウさん。

過去との対話。
過去との決別。

過去がただの過去になればいい。
けれどこの世はそんな優しくはない。

過去は過去にはならない。
過去は足枷となって今を苦しめる。

過去の傷は人の心を頑なにする。
人は変われるのか変われないのか。

変わらないけど変わってしまう時があったり
変わったフリしてるけど根本は何も変わってなかったり・・・

結局最後は天が罰を下すんだな。

善のものさしは法か、それとも人の心か。

メッセージ性のある作品ではあったけれど
なんとなく全体的に中途半端な感じ。
アクションとミステリーの比重とか
シリアスとコミカルのバランスとか
個人的にはシリアスでミステリー感強めだったら
尚楽しめたかなとは思います✧

シャーロックホームズ✕カンフーみたいな作風で
ガイ・リッチー版のシャーロックホームズに似てる♬

本作を観る人の多くは芸術的な
ドニー・イェンのアクションが主な目的だと思うので
これはこれで良いと思います♡
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