きみどり

震える舌のきみどりのレビュー・感想・評価

震える舌(1980年製作の映画)
4.0
破傷風にかかった幼い娘の闘病モノですが、テイストは『エクソシスト』系&緩やかゾンビ系ホラーで超怖い。

親たちも感染に怯えて子どもから注意がそれちゃうところとか、夫婦に不穏な空気が流れたりとか、お涙頂戴の要素が一切なくてもうほんと怖い。
監督は野村芳太郎とな!

なにが怖いって、この映画、わたし小学校のころに学校で観せられた記憶があるんですよ。
泥遊びへの注意を喚起したかったのか…啓蒙精神にもほどがあるわ!
しかしあの県の教育委員会ならやりかねんw

1980年代初頭の都市部の光景がこんなだったかと絶句。
きみどり

きみどり