ほーりー

我は海の子のほーりーのレビュー・感想・評価

我は海の子(1937年製作の映画)
4.8
是非父の日に、父親はお子さんと見て欲しい作品。

スペンサー・トレイシーというとヘップバーンとの共演作やスタンリー・クレイマー作品の方が有名だろうけど、これが最高傑作と呼んでも過言ではないと思う。

超ナマイキな金持ちの息子フレディ・バーソロミュー(You're firedなんて言っちゃうし、トランプかキミは)が航海中に海に転落。

偶然、漁師のスペンサー・トレイシーに拾われ、そこからバーソロミュー君の成長物語がはじまる。

父親役のメルヴィン・ダグラスも素晴らしい(頼む!父さんだって孤独なんだ。の台詞が凄い)。

何度見てもラストシーンに泣かされる。少年の目にキラッと光る涙、ギュッと握る手、父と子の談笑に思わず涙がながれた。
ほーりー

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