ブルース・リー第2作。
今作から、怪鳥音と呼ばれる「ホアチャー!」「アチョー!」的なやつや、ヌンチャクアクションなんかも登場。
そして思った以上にブルース・リーの顔芸がすごい。メリハリ付きまくり。良い意味で漫画的で、真似したくなっちゃうインパクト。自己プロデュースが突出した人だったんだなあ。映画スター、ブルース・リーの強烈なキャラクター原型が出来上がったという感じですかね。
今回は清朝末期の上海で、日本人の横暴に立ち向かうブルース・リー、というお話。
まあ、お話はあって無いようなものですが、結構シリアスに終わらせるのは、前作の危機一発と同じく、70年代の空気感なんですかね。
この映画の主人公「陳真」は、理不尽な日本人に立ち向かう典型的なヒーロー像として、その後も中華圏の様々な映画で主人公として登場する定番キャラになったようです。