ジーハ

ドラゴン怒りの鉄拳のジーハのレビュー・感想・評価

ドラゴン怒りの鉄拳(1972年製作の映画)
3.5
猛龍生誕80周年4Kリマスター復活祭2020。
ドラゴン危機一髪に続き〜
2本目、ドラゴン怒りの鉄拳★
再びブルース・リーを劇場で鑑賞。

どしゃ降りの中…
師匠の棺の上で大絶叫で号泣するチェン(ブルース・リー)。

師匠が埋葬されるのを力ずくで阻止しようと暴れる彼を、仲間たちはやむを得ずショベルで殴り気絶させ埋葬を済ませる。
(すんごい強引だった…笑)

チェンは事件の真相と黒幕を探し出し闘うことを決意する…。。

ドラゴン怒りの鉄拳。
タイトル通り、冒頭から師匠を殺されたチェンがもう💢めっちゃくちゃ怒ってます。

今回の敵は日本人。
40年以上も前の作品なので、日本人や日本文化を取り違えたおかしな箇所は所々ありましたけど(笑)

本作は、「ドラゴン危機一髪」の初々しい彼とは一転。これぞ(←見たことあるという意味の)
This is THE ブルース・リー!!

あと予想外だったのが、
おバカふぅな電話修理屋や新聞売りの老人の変装でコミカルに演じる、笑いを自ら取りに行く意外性も新鮮だった(笑)


〜正統派のファンのみなさま、ここから素人発言が連発しますが、お許し下さい(笑)

🔥戦闘モードに入ったときに鼻を指で触る仕草。
🔥有名な雄叫びアチョーーーーーーーッッ!!
🔥ついに出ましたヌンチャクプレー!(嬉)

🔥技を決めたあとの…興奮(アドレナリンかな??、)と怒りで震えが止まらぬ体のプルプル。


圧倒的な強さで悪いやつらを根こそぎ始末しますが、どんな理由であれ罪を犯せば償わなければいけない…。
仲間と愛する人達を守るためチェンの選択。

でも「危機一髪」の切ない終わりかたではなく、再び!怒りの鉄拳🔥で悪に向かって行くチェン。

あ、これだったんだ!
強烈なそのラストは、私の記憶のどこかにちゃんと残ってました。


もしこの世界に…
ビートルズが存在してなかったら?
でストーリーが展開される
ダニー・ボイル監督の「yesterday」

それと同じで、もしこの世界に…
ブルース・リーが存在してなかったら?
映画界だけでなく、格闘技界、欧米諸国のアジア圏に対する印象…この世界のいろんなものが違っていたにちがいない。

「yesterday」でビートルズが存在しない世界にはオアシスも誕生しなかったように、
ブルース・リーがいなければ、ジャッキー・チェンもチャウ・シンチーも、、そして大好きなタランティーノも存在していなかったかもしれない。

今回オリジナルの凄さを改めて感じたし、
神様は、、こんな才能ある人を一瞬しか現世においてくれなかったんだな。。

やっぱりブルース・リーて唯一無二の存在★
心底そう思う。4Kリマスター再上映に感謝!
ジーハ

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