赤いジャケット

推手の赤いジャケットのレビュー・感想・評価

推手(1991年製作の映画)
3.0
妻を亡くした台湾人の初老の男が主人公なんですよ 男が一人で台湾で暮らすのは無理だろうと、男の息子は自分の暮らすニューヨークへ呼ぶ
英語のわからない男は、息子のアメリカ人の嫁と話ができず、ダイニングでテレビを観て1日を過ごす
嫁も台湾の習慣を理解できず、息子に愚痴をこぼす 男は息子の家を出ることにし、ニューヨークで一人で暮らすようにする
ここからが俄然面白いんですよ
男を演じた俳優はほとんどセリフがなく見た目も冴えないオッチャン
なのに、観るとなぜだか勇気づけられる一作