カタパルトスープレックス

エイリアン/ディレクターズ・カットのカタパルトスープレックスのレビュー・感想・評価

4.5
言わずもがなのリドリー・スコット監督のライフワーク的な「エイリアン」シリーズの第一作目。何回も観てるけど『エイリアン:ロムルス』(2024年)の鑑賞に合わせてあらためて。

久しぶりに観ましたが、シリーズ中一番の美的センスですね。一番古い作品なのに。人間のテクノロジーは『2001年宇宙の旅』(1968年)の影響が色濃いのだけれど、エイリアン側のH・R・ギーガーの独特すぎる様式美が素晴らしい。ゼノモーフはもちろんのこと、フェイスハガーにチェストバスター。そしてジャガーノートにスペースジョッキー。ここまで消費されても経年劣化しない。いまだに通用するアイコンですよね。

ストーリーはいわゆる「エイリアン展開」です。中身を書くとネタバレになってしまうので書きませんが、わかる人にはわかりますよね。何回観てもドキドキする。「志村後ろ!」とどっちが先なんだろ笑