KAZU

エイリアン/ディレクターズ・カットのKAZUのレビュー・感想・評価

4.1
〜2018年オスカーを巡る旅路🇺🇸⑧〜

『エイリアン』
1980年 視覚効果賞

三度目の鑑賞となるのですが、今回の鑑賞が一番良かった。名作はその時々で様々な気付きや発見を与えてくれますね^_^

『知的地球外生物』の語源的になってるエイリアン👽。もはや、フォロワーさん皆んな観てらっしゃると思うので(笑)ストーリーは割愛しますが、今回感じたのは密室で起きるサスペンス。暗く深淵で重厚な演出に徐々に犯人の姿が表れていく...その全体の姿は最後の最後までわからない。そして、一人また一人と殺されていく...。もはや、ヒッチコック作品かと思う。

胎内を思わせる不気味な世界観、機械的であり生物的なクリーチャー。男性シンボルを思わせる孵化前のエイリアン。フェミニズムの勝利を暗に示すエンディングと様々な考察がなされていることも名作たる所以ですね👾👾👾
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