2017/10/19鑑賞
以前に何となく観てぼんやりとした感想しか持てていなかったが、最近「元々食わず嫌いなジャンルに色眼鏡をかけて観ていた」ことを反省しいろいろ観直している中で再度トライ...したらまだ絶賛の域には達しないまでもその凄さの一端が徐々にわかってきた気が。確かに初見がまもなく本当に東京五輪が始まろうとするこの時代だと忘れがちだが、まだまだ現実が追いつき切れていない近未来の空気感、時には静寂をも利用して描き切るスケールなど「2001年宇宙の旅」に匹敵するような描写力に初見で気付けなかった自分が悔しい(笑)。仮に高校時代とかに地元で観ていたら「東京はなんて怖いところなんだ」と果てしなく空想が広がっていたのかも。そういえば「2001年」も何度かトライして感性で観るようになってから徐々に凄さに圧倒されていったっけ...現実の2019年までにもう1回観てみよう。
2016/12/6鑑賞(鑑賞メーターより転載)
原作は全く知らずこの映画が初見。海外のレビューサイトとかでジャパニメーションの最高峰的な異常に高い評価を見ていたのでどんなもんかと思っていたが、生半可な通りがかりの映画好き程度にはハードルが高すぎたのかもしれない。確かに、気持ち悪さまでをも感じさせる作画と圧倒的な描画量には感嘆するが、自分にとっては話の展開が良くつかめず「で？」と思う事ばかり。感情移入したいキャラクターもいないし...原作やこの手のアニメに造詣が深くない身にはかなり辛かった。言語より映像が最初に入ってくる外国の方が受けるだろうなあ。
