Ryo

アキラ AKIRAのRyoのレビュー・感想・評価

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)
4.0
テーマ:新しい時代を新しい世代が作る


ーAKIRAとは何かー
人類誰もが持ってる潜在能力、絶対的エネルギー。橋や家やロケットや核を生み出すエネルギー。国は戦争などかつての暴走を恐れAKIRAを封印しているがそのせいでネオ東京は都心部を除きほとんどが荒廃しきっている。一般市民はこれに大反対だ。

ー様々な予知ー
2020年の東京オリンピック、オリンピック中止、失業者の増加など様々な予知を的中させています。

ーラストー
「でもいつか私たちにも」いつか私たちもアキラの力を得ることが出来ると言うのだ。その力とは、超能力というよりは未来を切り開いていく力のことなのだろう。崩壊した街を背景にモノローグは続く。「もう、始まっているからね」と。崩壊は逆説的に再生や希望を彷彿させる。生き残った金田たち若く新しい世代が、新しい世界を作り上げる未来を予感させる終わり方だ。AKIRAはTETSUOに引き継がれたのだ。
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