もう始まっているからね
なんで観ていなかったのか、もっと早く出会いたかった作品。方向性は違うのだけど、ブレードランナーを観た時の感覚に似ていた。
金田と鉄雄、都市と荒れ地、政府とデモ隊、軍人と科学者、様々な対比で描かれていた。
一つ一つが細かいので、とても観やすかった。
それぞれの都合が余計にもやもやを大きくさせて、
あの終わり方からも、一つにはなれないと暗示させたいのではないかと感じる。
本当はもう始まっているのに、
僕たちはなにも知らないのかもしれないし、
分かろうとしていないのかもしれない。
それか、ピーキー過ぎるのかもしれない