しば

アキラ AKIRAのしばのレビュー・感想・評価

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)
3.5
舞台は2019年、第三次世界大戦直後のディストピアと化した「ネオ東京」

発展と衰退が隣り合わせの混沌とした街で、不良少年の金田は今日もバイクを乗り回していた。そんな最中、友人の鉄雄が交通事故に遭い不思議な少年と出会うことで超能力に目覚め、次々と異変が起こっていく…

「さんをつけろよデコ助野郎!」で有名な、大友克洋の漫画が原作。

主人公はアキラではなく金田。アキラは既にこの世にはいません。

サイバーパンクな世界を舞台に、ド派手なアクションや抜群のカメラワークが見ものです。
多くのクリエイターに影響を与えた漫画的表現や緻密な作画量に圧倒されるはず。

正直、何を伝えたかったのかはイマイチ分かりません。しかしその圧倒的な映像に魅了され、物語なんてどうでもよくなります。
終盤のシーンはかなりグロテスクでした。
しば

しば